生活習慣に不安のある方の中には、糖尿病の原因や症状について相談するために、病院へ行こうと考える方もいらっしゃいます。しかし、いざ我孫子市内の病院へ行こうと思っても、何科で診察を受ければよいのか迷ってしまいませんか？こちらでは、糖尿病の原因や症状に応じて病院の何科に行けばよいのかについてお伝えいたします。我孫子市で糖尿病について不安や疑問を抱えている方はぜひご覧ください。

糖尿病の原因「遺伝的要因」

日本人は欧米人と比べてインスリンを分泌する能力が低いことから、軽度の肥満でも糖尿病になりやすいと言われています。特に、血縁者の中に糖尿病患者がいる場合は、さらに糖尿病のリスクが高まる傾向にあります。必ず発症するわけではありませんが、親や祖父母からインスリン抵抗がある体質を受け継いでいる可能性もあるので、生活習慣には気をつけましょう。

糖尿病の原因「環境的要因」

食べ過ぎや運動不足、肥満、過度な飲酒などの生活習慣は、糖尿病の発症に大きく関わっています。中でも肥満は直接的な原因になるため、過去に肥満だった人も含めて糖尿病には気をつけましょう。

糖尿病の症状

糖尿病の初期症状はほとんどが無自覚で、自分で気づくことは難しいです。しかし、インスリンの作用が低下すると、糖をエネルギーに変換しにくくなるという特徴があります。身体が疲れやすくなる、根気が出ない、イライラするなどの症状がある場合は、かかりつけの内科医、または我孫子市で普段から通っている病院の総合窓口で相談しましょう。この他にも、喉の渇きや頻尿、太りやすくなった、味の濃淡がわからないなどの味覚障害、手足にできものが生じる場合もありますので、細かな身体の変化に意識を向けることが重要です。

食事の内容や仕方の工夫

糖尿病を予防するには、食事の内容や仕方を管理することが大切です。例えば、インスリンを分泌する働きを持つ膵臓の負担を減らすため、間食や甘いものを摂りすぎないなど。また、急激な血糖値の上昇を抑えるために、野菜から食べるのも代表的な予防策です。

運動する習慣をつくる

糖尿病を予防するには、血液中の糖分の消費とインスリンの効果を上げるために、適度な運動も欠かせません。筋肉量を増やすことで脂肪細胞を減らせれば、基礎代謝エネルギー量を増加させることも可能です。普段の生活の中に上手に運動を取り入れ、糖尿病の予防に努めましょう。

生活習慣病の原因と予防方法

我孫子市の病院で糖尿病の相談をする際、何科に行けばよいのか判断に迷うときは、自覚している症状が目安となります。

内科・糖尿病内科

• 身体が疲れやすくなった
• 風邪をひきやすい
• 肌の乾燥が気になる

上記のような症状がある場合は、内科または糖尿病内科にかかりましょう。糖尿病に関する詳しい検査を受けることができ、今後の治療の流れや注意点なども相談できます。

眼科

• 目がかすむ
• 視力が低下する
• 暗いときと明るいときで見え方が違う

内科・糖尿病内科の受診にあわせて、眼科にも定期的に通うと安心です。糖尿病の合併症で失明する可能性があるため、早期発見と治療のために定期検査をする必要があります。

外科

• 切り傷が治りにくい
• 手足の感覚が鈍くなった気がする
• ダイエットをしても体重に変化がない

意外に思われるかもしれませんが、糖尿病の診察は外科でも実施しています。食事療法や運動療法を続けても効果が現れない場合、手術を用いて減量を図るという方法をとります。

泌尿器科

• 尿の回数が多い
• 尿のニオイが気になる
• 空腹感や喉の渇きが気になる

泌尿器科のある病院は内科も一緒になっていることが多いため、尿検査をはじめ血糖値の測定、血液検査などの簡単な方法で糖尿病の診断をします。

上記に挙げた内容は、あくまでも目安としてお考えください。何科に行けばいいのか判断に迷うときは、内科の受診をおすすめします。

診療案内

我孫子市で糖尿病の心配がある方に向けて、糖尿病の原因や症状に応じて病院の何科に行けばよいのかをお伝えいたしました。糖尿病の原因は遺伝や生活習慣が主で、症状は様々ありますが、どれも気づきにくいため普段から身体を気遣うことが大切です。我孫子市の国民健康保険に加入している40歳から74歳までの方は、メタボリックシンドロームの予防と改善を目的とした特定健診・特定保健指導の案内が届きます。対象の年齢になったら特定健診を受けましょう。いとう内科循環器科は特定健診に対応しています。