高血圧に悩まされる人は30歳以上の男性で6割、女性で5割と多い中、その予防方法や改善方法について知らない人もしばしば。こちらでは、我孫子市でかかりつけの病院を探している方、高血圧の相談ができるクリニックを探している方に向けて、高血圧・高脂血症になりやすい人の特徴や高血圧の改善方法を紹介しています。自分の健康は自分で守るしかありません。生活習慣病である高血圧・高脂血症のきっかけを見逃さないように、きちんと理解しておきましょう。

血液中の成分が異常値になっている状態の高血圧・高脂血症になりやすい人の特徴は、以下の3つが挙げられます。

食塩摂取量が多い人

日本人の1日あたりの食塩摂取量は約10gですが、日本高血圧学会は食塩摂取量を1日あたり6g未満としています。食塩を摂ると血液中の塩分濃度が高くなることから、それを下げるために体内の水分が血管に集まり、血液量が増加します。すると心臓が送り出す血液量が増えるので、血圧が高くなるという仕組みです。特に塩味の強い乳製品や魚卵の加工食品は、コレステロールを多く含む食品でもあるため、高脂血症にも注意が必要です。

内臓脂肪型肥満の人

高脂血症と関係の深い内臓脂肪型肥満は、比較的若い男性によく見られます。糖分をエネルギーに変換する重要な働きを担うインスリンは、内臓脂肪が増加するとその働きは鈍化。これにより、膵臓はより多くのインスリンを分泌してしまいます。このインスリン、塩分の排泄を妨害する働きを持つため、高血圧を招いてしまうという仕組みです。

高血圧・高脂血症になりやすい体質

約半分の高血圧患者は、親からの遺伝で高血圧になりやすい体質をもらっています。塩分感受性が高い、カルシウムの働きが悪いといった要因が重なって高血圧を引き起こすのです。また、遺伝的にコレステロール値が高くなる「家族性高コレステロール血症」は、幼い頃から動脈硬化が進みやすく、血管が狭くなったり詰まったりすることがあります。

血圧が上がってしまう原因とは？

食生活の見直し

高血圧・高脂血症の改善には、塩味の強い食品やコレステロールの多い食品、動物性脂肪の摂取を控えめにするのがおすすめです。特に働き盛りの年代はインスタントラーメンやファストフードなど、塩分と脂肪分の多い食事で済ませることが多く感じます。1日あたりの塩分摂取量は約5g以下、コレステロールは300mg以下に抑えましょう。同時にカロリー制限をして、肥満の解消も目指します。具体的には、油を使った料理は1日2品まで。

体重制限

高血圧と高脂血症、どちらにも言えることは体重の適正化を図ることです。体重制限をすることで高血圧と高脂血症の解消を目指します。BMIの数値が25以上ある人は、生活習慣病になるリスクが2倍を超えると言われていますので、正常値である22になるよう調整します。また、BMIが正常な値であっても、内臓脂肪がついている可能性もあるので、我孫子市の病院で特定健診を受けて、自分の健康状態を把握しておくことも大切です。

飲酒量と喫煙のコントロール

適度なアルコール量は一時的に血圧を低下させますが、多量に飲酒をした場合は血圧を上げてしまい、血管に負担をかけることがあります。食事療法が飲酒によって疎かになる可能性もあるので、節酒を心がけるようにしましょう。1日の目安はビールなら500ml、7％の缶チューハイは350ml、日本酒は1合、25度の焼酎は1/2杯、ウィスキーはダブル1杯です（1日に複数の酒類を飲むのはNG）。また、飲酒時は喫煙量も増える傾向にあるため、どちらもコントロールする必要があります。

有酸素運動の習慣

適度な運動は血圧を下げる効果や善玉コレステロール（HDL）を上昇させる効果を期待できます。高血圧・高脂血症の改善には静的な筋肉トレーニングではなく、全身を使う動的なウォーキング、軽めのランニングを継続的に行うようにしましょう。ただし、運動習慣を始める前には血圧、心電図、血液検査などを我孫子市の病院で施行し、薬の処方を受けている方は主治医に運動の可否を判定してもらうことが必要です。

この他にも、医師が動脈硬化による病気のリスクが高くなると診断した場合は、薬の処方を受ける薬物療法が追加されます。高血圧や高脂血症の改善でアドバイスを受けられるように、かかりつけ医を探しておきましょう。

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我孫子市でかかりつけの病院を探している方、高血圧の相談ができるクリニックを探している方に向けて、高血圧・高脂血症になりやすい人の特徴をまとめてみました。高血圧・高脂血症になりやすい人は生活習慣の見直しが必須で、場合によっては薬の処方を必要とします。我孫子市のクリニックいとう内科循環器科では、患者さんが納得したうえで治療を始められるように、治療計画を丁寧にご説明します。気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。