生活習慣病を治療したい、コントロールしたいという場合は、内科や循環器内科にご相談ください。

以前は「成人病」と呼ばれていた生活習慣病は、年々増加の一途を辿っています。今や多くの方が罹患する生活習慣病ですが、放っておくと心不全や心臓病の原因にもなってしまうことをご存知でしょうか。

生活習慣病を甘くみていると、大きな病気につながる危険性があるのです。

今回は生活習慣病と心不全や心臓病との関係についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

誰もが幾度となく耳にしたことがある「心不全」という言葉ですが、実は病名ではありません。心不全とは、心臓弁膜症や心筋梗塞など、様々な心臓の病気や高血圧などが原因で引き起こされる状態のことを指します。

心不全を引き起こす原因は様々ですが、その中でも大きな原因の一つとされているのが心臓に関する病気です。

例えば狭心症や心筋梗塞、心筋症や心臓弁膜症などは、心臓のポンプ機能に影響を及ぼすため心不全の原因となります。また、心臓病以外にも高血圧や糖尿病などに代表される生活習慣病も、心不全の原因になり得るのです。

そのため、生活習慣病の管理をきちんと行うことは心不全の予防にもつながります。

薬物療法はもちろん、生活・食事療法などを行って生活習慣病を治療することで、心臓疾患のリスクを防ぐことができるのです。

生活習慣病はその名が示す通り、普段の生活習慣が病気の発症や進行に深く関わっています。代表的な生活習慣病である高血圧や糖尿病は自覚症状が出ないことも多く、気づかないうちに進行してしまうことも少なくありません。

生活習慣病はどこで治療できるのか悩む方もいらっしゃるかもしれませんが、内科・循環器内科などで治療が可能です。

早期発見し、早期治療を行うことができれば問題なく管理することができるため、内科・循環器内科で定期的に健康診断を受けるようにしましょう。

きちんと薬を飲み続けることも大事ですが、普段の生活習慣を見直して食生活や運動不足などに気をつけることも大切です。

生活習慣病の管理がきちんとできていれば、心筋梗塞など心臓に関する病気の発症リスクも減らすことができます。

みなさんは日本人の3大死因をご存知でしょうか。第1位が悪性腫瘍、いわゆるガンで、第2位が心筋梗塞や心臓病などの心疾患、第3位が老衰です。この中で第2位の心臓病になる人が年々増えています。

このことには、生活習慣病の増加が関係しています。高血圧症・高脂血症・脂質異常症・糖尿病といった生活習慣病は、心臓病の原因にもなります。生活習慣病の患者数が増えたこともあり、心臓病になる方も増えているのです。

また、心臓病といっても様々な種類や症状がありますが、代表的なものが心筋梗塞です。

心筋梗塞とは、心臓に血液を供給する冠状動脈が動脈硬化を起こすことによって発症する心臓病です。急性心筋梗塞は心臓病の中でも高い死亡率となっており、その確率は約27％にもなります。

心筋梗塞は、生活習慣病と深く関わりがあることでも知られています。

生活習慣病を予防することが、ひいては心筋梗塞などの心臓病を予防することにもつながるのです。

心臓病の多くは、生活習慣病である高血圧や糖尿病をきっかけとして、動脈の血管壁部分にプラークと呼ばれる物質が蓄積することによって発症します。このプラークが蓄積することを「粥状硬化」といい、粥状硬化とはいわゆる動脈硬化のことです。動脈硬化は、塩分の摂りすぎなどによって高血圧の状態が続くと起こりやすくなります。高血圧が動脈硬化を引き起こし、動脈硬化によって心筋梗塞などの心臓病を発症するという流れです。

つまり、根本的な原因は高血圧という生活習慣病であり、生活習慣病を予防することは心臓病を予防することにもつながるのです。

そのため、生活習慣病を予防することはもちろん、なってしまったとしても内科や循環器内科でしっかりと治療する、悪化させないようにコントロールすることが大切です。

今回は、生活習慣病と心不全や心臓病との関係についてご紹介しました。

心筋梗塞などの心臓病は、命にかかわる病気です。そして根本的な原因が、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の場合もあります。生活習慣病を予防、コントロールすることで心臓病のリスクを減らせるのです。

我孫子市で生活習慣病に対応する内科・循環器内科をお探しなら、いとう内科循環器科へお越しください。高血圧症や糖尿病といった生活習慣病、生活習慣病によって生じる心臓に関わる病気を診療しております。

心臓疾患を招かないように、一次予防に力を入れておりますので、まずはお気軽にご相談ください。